選挙をめぐるSNSの効用や問題点が指摘されており、マスコミを賑わしている。
この夏の都知事選、先日の兵庫知事選挙に代表されるが、先の総選挙もまたしかり。
選挙においては、古くから立会演説会などの広報が必要不可欠であり、新聞、ラジオ、テレビの普及等により、時代とともにその形を変えてきた。
インターネットの登場により、物事の決定だけでなくそのプロセスをリアルタイムで情報共有することが可能となったのだから、選挙に限らず政治の世界に与えた影響も小さくはない。
情報には当然のことながら主観が入り、そして意図的に捻じ曲げることも可能であるので、情報を受け取る側には、真偽を見極める目、情報リテラシーが必要になってくる。
また、情報を発信する側からすれば、主観・客観を問わず表現の質が求められるとともに、発信の是非、時期、量など注意すべき点は少なくない。
しかし、過度に及び腰になる必要はないし、旧い時代のように情報を囲い込むことはあってはならない・・・。
情報の発信が滞りがちになっている自分を戒めながら、地域の声を国政や県政に届ける活動を振り返りつつ、本日から17日間の県議会に臨む。