6月10日、竹田市防災士会(添田紀夫会長)の第10回通常総会に来賓として出席。
前職のときには別の立場で出席していたが、コロナ禍で思うように活動できなかった時期が続いていた。
一方、感染症拡大防止の対策を行いつつ避難所開設・運営を図るという難しい対応が求められた時期でもあった。
ところで、防災・減災への対応は、ハード面とソフト面の双方の対策が必要となる。
ハード面の整備は、稲葉ダムや玉来ダムの建設や急傾斜対策等、行政が主に担うこととなる。
が、ソフト面の対応は、自主防災組織(自治会)や消防団、そして地域の防災士等、市民の力による部分が大きいと考えられている。
なぜなら、発災直後から行政は復旧・復興に向けた業務に、全庁的に取り組む必要があるからだ。
高齢化が進み、人口減少が著しい地域においては、被害拡大を防ぐ意味で防災士の役割は小さくなく、今後、より一層存在感を増していくことだろう。
そんな中、防災士の養成、防災士会への加入促進等、裾野拡大・活動強化に向けた取組みが課題となっている。
私も課題解決に向け、皆さんとともに取り組んでいきたい。
なお、県議会議員は防災士資格認定に向け、全議員が取組みを進めている。