大分県農業を牽引する荻地域の農業。
かつて水利に恵まれぬ不毛の地を人の手で克服した歴史がある。
先人の筆舌に尽くせぬ自然との戦いの結果、現在がある。
そして、水利施設が整った今でも、この地は水に対する恩を忘れない。
しかし「時間水」の言葉が残るように、今もまだ十分ではない。
大蘇ダムの漏水問題は未だ解決していない。
大谷ダムの健全化事業も緒に就いたばかり。
だからこそ、この地に生きる人々は水に対する恩を忘れない。
この先、先人が残してくれた水利施設を次の世代に引き継いでいく使命がある。
水に対する感謝の気持ちを忘れないよう、今年もまた「水恩祭」が開催されている。
※4/6 白水井路土地改良区第124回水恩祭
4/10 荻柏原土地改良区第101回水恩祭
4/12 第67回荻西部土地改良区水恩祭