国際かんがい排水委員会(ICID)は、今年5月に日本が申請した「竹田のかんがい用水群」を世界かんがい施設遺産として新たに認定したとの報せが届きました。
これを受け、本日、登録推進実行委員会(会長 土居昌弘竹田市長)の主催で、認定発表会が開催されました。
先人に感謝するとともに、地域の誇りに胸を張り、未来の農業に希望を与えてくれるこの認定を、皆様とともに心から喜びたいと思います。
なお、今年9月10日(水)、マレーシア・クアラルンプールで認定式が行われる予定です。
———————–
(対象施設・登録基準)
○建設から100年以上経過(供用廃止施設も対象)
○農業水利施設であること(堰、水路など)
○9項目の基準のうち1つ以上満たす施設(9項目のうち主な基準)
①かんがい農業の画期的な発展、農業発展、食糧増産、農家の経済状況改善に資するもの
②構想、設計、施工、規模等が当時としては先進的なもの、卓越した技術であったもの
③設計、建設における環境配慮の模範となるもの 等
