人口減少・担い手不足の中、農業を取り巻く環境の厳しさは続く。
しかし、皆で知恵を出し力を合わせれば課題の克服は可能だと信じる。
そんな気持ちを持って、栃木県と福島県の先進事例の調査に7月3日から5日にかけて赴いた。
作物の研究、障がい者の就農、子どもの教育等々、様々な取組みに学ぶ点は多い。
帰郷後の10日には竹田市世界かんがい施設遺産登録推進実行委員会の設立総会が開かれた。
これは竹田市の農業土木遺産を、世界かんがい施設遺産へ登録しようとする新たな挑戦。
営農を中心に据え、研究、食と健康、観光、教育、文化等々のステークホルダーを周囲に配置してみると、取り組むべき方向性がぼんやり見えた気がした。